高齢者マーケティングとは?ビジネス事例、マーケティング成功例を紹介

高齢者人口が占める割合が増えてくる日本において、「高齢者マーケティング」は重要です。
シニア(65歳以上)の人口は、2022年6月現在、3,621万人で全人口の28.9%を占め、
2042年には、3,935万まで増加すると予想されています。(2022年版高齢社会白書

今回は、増加の一途をたどる高齢者マーケットに対して高齢者向けビジネスを
どのように展開していくのか悩んでいる方も多いと思います。

年々注目度が上がっているシニアマーケティングについて、
どのように攻略していくのかを高齢者マーケティングの事例とともに解説します。

余談ですが、弊社では、アクティブシニアにアプローチする方法を知りたい方もしくは
集客でお困りの方に、資産家、シニア定期購読者、年間5回以上旅行に行かれる方向け会員誌、
フリーマガジン、病院内広告などの店舗内広告などのシニア媒体を
成功事例と一緒に紹介させていただきます。ご興味がございましたら、
こちらからご連絡いただければ幸いです。

高齢者マーケティングでは、シニアを一括りにしないことが重要

シニア世代に向けてマーケティングを行うことに難しさを感じている企業様が沢山いらっしゃいます。
一昔前まではシニアを一括りにしておけば良かったのですが、
現在では趣味嗜好・健康年齢などさまざまな要素を考えると少なくとも3つに分類できます。

アクティブシニア

アクティブシニアとは、65歳~75歳で比較的自由な時間と資産にも余裕があるシニア層になります。
独自の価値観をもち、主体的に趣味やさまざまな活動に取り組む元気な層になります。

ノンアクティブシニア

70代以降のシニアであり、身の回りのことは自分でやりますが、
在宅志向が強いため、頻繁に出かけません。そのため、自宅でできることに対して時間を使います。

パッシブシニア

介護保険を利用しているシニアになります。20%の割合を占めるシニア層になります。
現在、660万人とある程度のボリュームゾーンになってきています。

上記のようにシニア層を分けてマーケティングしていく必要があります。
ただ、全てのシニア層に対してマーケティングするのではなく、
自社の商品・サービスにあったシニアにだけマーケティングをしていきます。
成功している企業は、セグメントを絞ったサービス展開をしております。

 

高齢者向けビジネスの成功事例

ワタミの宅食

6,227万食をシニア世帯を中心にお届けする食品宅配業をワタミ株式会社が展開。
2022年3月時点にて営業拠点が531店舗を全国で展開しております。売上も
2022年3月度にて406億円事業と伸ばしております。

まごチャンネル

撮れた孫の動画や写真を スマホから祖父祖母のテレビへ転送し、テレビの大画面にて
孫の様子を動画等で視聴することができます。Wi-Fiでインターネットに繋ぐ
必要がなく、手軽に簡単に実施できるサービスとなります。
祖父祖母の孫の様子をいつも知りたいというニーズに応えたサービスです。
また、セコム株式会社と新たな見守りサービス「まごチャンネル with SECOM」を開発し提供しております。

クラブツーリズム

全国300万世帯の顧客を保有するクラブツーリズムは、
平成5年7月1日/平成16年5月1日(営業譲渡に伴う新会社発足日)に開始をして
わずか25年ほどで売上1538億円の急成長を遂げた会社になります。
新聞広告を活用した通販を主な販路として、
きめの細かいサービスと旅行内容を提供することにより高リピート率を実現しております。
高リピートを実現した秘訣のひとつは、おもてなしと旅行プランの質が高いこともありますが、
既存顧客に対して約300万部の自社媒体を発行していることです。

カーブス

2005年から始まったカーブスは、後発でスタートしましたが、
全国1,860店舗・女性84万会員を擁するフィットネスクラブになりました。
本格的に運動をしたいという方には全く向いていないサービスです。
会員とスタッフが全員女性であるから気軽におしゃべりができることと、
予約なしで普段着のまま30分程度の手軽な運動ができるということが中高年女性のニーズに合い、
急成長したサービスになります。
(プールがないため、ジムを開業するイニシャルコストが低いことも急成長した要因のひとつになります。)

 

高齢者向けマーケティングプロモーションの成功事例

高齢者向けマーケティングの事例として、
運動後用ゼリー飲料をシニアにサンプリングしたプロモーションを紹介します。
通常、運動後用の商品のプロモーションの場合、
フィットネスクラブなどに通っている方にプロモーションをするというのが一般的ですが、
今回の事例ではリハビリ中の高齢者をターゲットにしています。

リハビリをしている高齢者の方はある一定数いらっしゃるので、
このマーケットを開拓するという狙いもあり実施しました。
ただ、商品を配布するだけでなく、専門家が監修したリーフレットと一緒に配布してもらいました。
また、商品のサンプリングのタイミングにも気を使い、
リハビリを終えた後に医師・専門家から配布する設計にしております。
なぜなら、医師・専門家から直接手渡しで配布させることにより商品の信頼性があがり、
サンプル試用から商品購入へとつながると考えたからです。
結果として、目標値を達成でき、更には実施した施設からも患者に対するメニューとして
提供したいという申し出があり、費用対効果が非常に高い結果で終わりました。

商材:運動後用ゼリー飲料
エリア:全国の通所介護・回復期リハ病棟・整形外科クリニック 400カ所
実施部数:2万セット

(引用:広告媒体データベース「スタートライズメディアカタログ」)

関連まとめ
シニアマーケティング 事例:シニア向け会員誌を活用した中古買取店の集客事例

 

高齢者向けマーケティングを成功に導くために必要なアクティブシニア、パッシブシニアにアプローチできる高齢者層向け媒体をお探しならこちらからご連絡ください。

高齢者マーケティングにおすすめな書籍・セミナー・サイト

更に詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。

書籍

シニアマーケティングはなぜうまくいかないのか ―新しい大人消費が日本を動かす

セミナー

日本元気シニア総研にてシニアマーケティングにおけるさまざまなセミナー・イベントを開催しております。

サイト

シニアマーケティング.com

シニアマーケティング研究室

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