タクシー広告の事例、入居一時金3,000万円の高級老人ホームで入居者2名獲得した成功事例を紹介

#広告コラム

最終更新日:2023年02月17日

今回紹介させて頂くニッチメディアの広告事例は、全国法人タクシーの車内・車体を利用し、
乗客へ訴求ができる『タクシー広告』の成功事例になります。この広告媒体を活用し、
入居一時金3,000万円の老人ホームで2件の入居者を獲得した
クライアント様の事例などを交えて、『タクシー広告』の特徴を解説させて頂きます。

課題

今回の老人ホームのクライアント様は、商圏が限定されるため、
エリアマーケティングで経済的に余裕のある60代以上のシニア層や
その家族である40代~50代のターゲット層へ広く訴求する必要があり、
これらの層の見込み客獲得のために広告を検討していました。

媒体選定理由1

今回のクライアント様が『タクシー広告』を実施した理由は大きく2つです。
1つ目は、タクシー広告でプロモーションを行うと、
経済的に余裕のあるターゲット層への訴求できたためです。
『東京ハイヤー・タクシー協会』の調査によると年齢が上がるほど、
タクシーの利用頻度が増える傾向にあります。
1ヶ月間に4~10回以上(およそ週に1回~2回以上)習慣的に
タクシーを利用される方の割合は40代:45.8%、50代:47.9%、
60代以上:52.1%と40代~60代以上の中心利用者の間でもその増加傾向が見られます。
また、アンケートの回答者数(=タクシー利用者数)から
年齢別の割合を算出すると40代:18.5%、50代:26.7%、60代以上:34.2%となっており、
全体の約80%がシニア商材と相性のいいターゲットとなっていることが読み取れます。

一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会
平成30年度(第27回)タクシーに関するアンケート調査結果
『1ヶ月に、どのくらいご利用になりますか?』より抜粋
http://taxi-tokyo.or.jp/datalibrary/index.html

※上記のグラフは、タクシーアンケート回答者の割合を年齢別に算出したものになります。

また、職業別アンケートからは、
1ヶ月間に4~10回以上(およそ週に1回~2回以上)習慣的に
タクシーを利用される方の特徴に『個人事業主』、『会社経営者』などの
富裕層へのリーチが期待できたため、
これらの点からも高額な商品でも購入できる経済的に余裕のある見込み客の獲得を期待できました。

一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会
平成30年度(第27回)タクシーに関するアンケート調査結果
『1ヶ月に、どのくらいご利用になりますか?』より抜粋
http://taxi-tokyo.or.jp/datalibrary/index.html

媒体選定理由2

2つ目の理由は、タクシー広告が10万人/月のターゲットへ
閉鎖空間の中で長時間訴求できるメデイアであるためです。
1日のタクシー利用者は1台当たり約35人とされており、
タクシー広告は100台から実施できるので、
1ヶ月あたりの乗車人数は最大10万人に昇ります。
タクシーの平均乗車時間はおよそ15分程度とされていますが、
乗車中のすべての時間にずっと広告だけを見る人はいません。
多くは、車中で仕事をしてたり、スマホをいじったりされるでしょう。
しかし、気分転換に外の景色を見る際や運転手に道を尋ねられた際などの
合間合間で座席の正面に設置されたリーフレットやステッカーなどがついつい目に入ります。
また、コンプレックス商材との相性がいいです。
なぜなら、密閉空間の中、ひと目を気にせず、
植毛、ダイエット、美容エステ、インプラントなどのひと目を気にして外では
確認しづらい商品・サービスの広告をじっくりと確認できるからです。
気に入ればリーフレットをカバンにしまって後日資料請求を行ったりと
次のアクションに結びつきやすいため、確度の高い見込み客の獲得を期待できます。

結果

老人ホームのクライアント様(入居一時金3,000万円)
ターゲット:60代以上のシニア
エリア  :小田原中心
実施期間:3ヶ月
実施内容:リーフレット広告設置

結果 : 問い合わせが10件あり、3~4件見学来場者の中から2件成約。
成約率の高さを評価され、年二回3ヶ月ずつ実施し、
3年間の継続出稿に結びついているとのこと。

 

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