フリーペーパーにチラシを折り込むことができることをご存じでしょうか。
新聞オリコミとは違うターゲットにリーチできる可能性のあるフリーペーパーへの折込チラシは、
 特定のエリアで集客するには非常に便利な媒体となります。
今回、フリーペーパーへの折込チラシについて、他のチラシ広告との違い、
 フリーペーパーでも実施できる媒体とできない媒体の見分け方など、フリーペーパーへの折込チラシを
 検討するために必要なことを書かせていただきます。
フリーペーパーへの折込チラシ広告とは
フリーペーパーへの折込チラシとは、フリーペーパーに折り込んたチラシ広告のことです。
 フリーペーパーへの掲載広告と比べて単独で実施できることが非常に魅力的です。
 媒体を選定すればターゲットを選ぶことができ、エリアセグメントも可能です。
フリーペーパーのチラシとポスティング、新聞オリコミの違い
フリーペーパーの折込チラシとポスティング、新聞オリコミの違いは以下になります。
| 媒体シャンル | エリアセグメント | 読者層 | 
| 新聞オリコミ | 新聞販売店単位 | 新聞読者 | 
| ポスティング | 町単位 | エリア居住者 | 
| フリーペーパー | フリーペーパーが配布されているエリア内の町単位 | フリーペーパーの読者 | 
上記の表を活用して、フリーペーパーの折込チラシのメリットとデメリットを説明させて頂きます。
フリーペーパーへの折込チラシのメリット
フリーペーパーは、新聞オリコミと同様にかなり細かくエリアセグメントを実施することができます。
 また、読者層でターゲットをセグメントすることができます。
 例えば、育児ママ向けフリーペーパーの折込チラシに出稿をするとなると、ターゲットは当然ですが育児ママになります。
 また、タワーマンションで配布されるフリーペーパーの場合、ターゲットは富裕層となります。
 このように媒体に合わせてターゲットを選ぶことができます。
チラシ単体で自宅に届くわけではないので、新聞オリコミのようにクレームにならない可能性が高いです。
 そのため、商品・サービスのブランドへの毀損を気にされる場合、フリーペーパーへの折込チラシは
 選択肢の一つとなります。
フリーペーパーへの折込チラシのデメリット
フリーペーパーが配布されていないエリアに対しては、当然ですが配布されることはございません。
 そのため、特定のエリアにてカバー率100%で配布したいという場合、フリーペーパーへの折込チラシを
 活用することができない場合がございます。このようなニーズの場合、大抵ポスティングを利用することになります。
同じフリーペーパーでもエリアによっては新聞折込チラシよりもオリコミ料金が高くなる可能性がございます。
 また、フリーペーパーによっては料金が変わる場合もございます。
フリーペーパーへの折込チラシの広告料金相場
フリーペーパーへの折込チラシのオリコミ料金は以下のような料金相場になります。
 一部当たりの単価(部単価)で表記しております。
| 地域密着型フリーペーパー | @3.2円~6円 | 
| 育児ママ向けフリーペーパー | @15円~25円 | 
| 富裕層向けフリーペーパー | @16円~@50円 | 
※上記料金はA4ペライチでの料金になるので、チラシサイズによって料金があがります。
 ※税別価格となります。
フリーペーパーへの折込チラシできる媒体、できない媒体
フリーペーパーで折込チラシができる媒体は、ポスティングで配布されている媒体になります。
 幼稚園で配布されているフリーペーパーの場合、幼稚園の先生から園児に手渡しされ、
 園児から母親に渡されるという配布方法もあります。
フリーペーパーへの折込チラシができない媒体は、新聞に折り込まれて配布される媒体になります。
 例えば、読売ファミリーという関西で読売新聞の朝刊に挟み込まれて配布されている媒体になります。
 新聞に挟み込まれて配布されているので、フリーペーパーへの折込チラシはできません。
フリーペーパーへの折込チラシに適したサイズと斤量
適したサイズと斤量というのは特にないです。ただ、新聞オリコミのチラシを転用して実施されたい場合、
 B4サイズが適しているといけます。チラシの厚みも特に制限があるわけではございません。
 そのため、訴求したい情報量によって誌面サイズを決めることができます。
ただ、チラシサイズが大きくなると納品サイズ以内に折り加工を刷る必要があるため、
 その分コストがかかります。また、チラシのサイズが上がりますと折込料金も上がります。
 そのため、訴求したい内容とコストのバランスを考えてチラシサイズを決める必要があります。
フリーペーパー折込チラシの効果とは?
エリアセグメントができるということと、新聞オリコミと違うユーザーにリーチできることが
 非常に強みとなります。また、育児ママや富裕層などポスティングや新聞オリコミでは
 セグメントしづらいターゲットに対してピンポイントにリーチできることも
 効果が上がりやすい特徴のひとつです。
紙面掲載と違い、広告単体で閲覧されるので、その分印象に残りやすく商品・サービス内容や
 オファーによっては大きく反響を獲得できるかもしれません。
 飲食店やドラックストアやスーパー、コンビニエンスストアなどの店舗で購入できる日用品よりも、
 商品単価が比較的高い商品・サービスのほうがフリーペーパー折込チラシを利用されるケースが多いです。
フリーペーパー折込チラシのまとめ
フリーペーパーへの折込チラシは、ターゲットとエリアでセグメントすることができる媒体です。
 何らかの理由でポスティングの実施を躊躇されていたり、新聞オリコミではリーチしづらいエリアや
 ターゲットに対してリーチをする場合の選択肢の一つになる可能性を秘めております。


 
  
 