富裕層とは?富裕層マーケティングで重要なことは、富裕層を理解すること

富裕層とは。富裕層を定義するのは何?富裕層の興味関心とは何か?

富裕層とは、一般的には金融資産や年収が高い方となります。
具体的には、医者・歯科医、弁護士などの士業、経営者の年収が高い方、
これに加えて不動産オーナーなど金融資産を保有している方になります。
年収が高く金融資産を補油している方もいれば、年金生活などで年収は低いけど
金融資産がある方もいらっしゃいます。

富裕層にはレンジがあり、いろいろなタイプの富裕層がいます。
そのため、自社にあう富裕層についてお悩みになったことはないでしょうか?
富裕層とビジネスをする場合、富裕層について理解する必要がございます。

今回、富裕層について「富裕層の定義」「富裕層の性別・年齢分布」、
「居住エリア」「富裕層の特徴」から富裕層とは?という疑問に答えていきます。
この記事を読むことによって、富裕層が誰なのかという対象者や居住エリア、
行動特性について理解することができます。
また、富裕層に対してビジネスを展開されるなら、
富裕層マーケティングをするためのターゲット設定の一助になれば幸いです。

富裕層の定義

富裕層の定義

富裕層を定義づけるために、保有している資産と年収という2つの軸から解説させて頂きます。

富裕層とは:
・不動産を除く、1世帯の資産保有額が1億円以上
・年収ベースで考えると年収1,000万円台前半

富裕層を資産ベース・年収ベースで考えると上記のようになります。

詳しく解説すると、まず富裕層を資産で考えるには野村総合研究所の
NRI富裕層アンケート調査」の調査結果が非常に役に立ちます。
以下のように金融資産によって5つのセグメントに分類しております。

富裕層の市場規模(世帯の純金融資産保有額別)
富裕層における世帯の純金融資産保有額別市場規模
(引用元:野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計

一番簡単に考えると、富裕層は上記の図で言う「超富裕層」「富裕層」の2種類になります。
この場合、全世帯に占める割合は超富裕層0.16%、富裕層2.3%となり、合計にて約2.5%になります。

他方、年収ベースで考えると、以下のように定義が曖昧になります。

富裕層というと定義は曖昧な部分が多いと思います。
年収としては2000万円以上が富裕層という意見が多い中、1000万円以上でも十分に富裕層であると考える人も比較的多いです。
少なくとも1000万円以上というのが富裕層かそうでないかを区別する基準になっているように思えます。”
引用元:どのくらいの年収から富裕層といわれるのかを詳しく解説

 

博報堂の「生活新聞」によると、年収2,000万以上を富裕層とくくることが多いようです。
また別の定義では、年間納税額が3,000万円以上をお金持ちとしており、
年収に置きかえると1億円をこえます。
引用元:富裕層とは? 年収、資産、生活、趣味…富裕層になる方法まで完全公開!

令和元年に発表した国税庁の民間給与実態統計調査によると、
年収1,000万円以上の割合は以下のようになります。

1000万円~1500万円以下 : 3.6%
1501万円~2000万円以下 : 0.8%
2001万円~2500万円以下 : 0.3%
2501万円以上         : 0.3%

年収1,000万円以上を富裕層と定義すると国民に占める割合は5%になります。
一方、年収2,001万円以上と定義すれば、0.6%となります。
年収の区切りによって大きく分かれます。

また、フィナンシャルプランナー 深野廣彦氏によると
以下のように年収が高いから資産があるとも言い切れません。

FP暦30年の筆者の経験を踏まえると、この公式は必ずしも成り立ちません。
この公式の逆、つまり「年収が多いけれど貯金額は少ない」
「年収が少ないけれど貯金額は多い」という家計をたくさん見てきたからです。
引用元:年収1000万円超でも貯金ゼロ、高収入貧乏の「2大理由」

ただ、富裕層を金融資産だけで見てしまうと、
上記の図のように日本の世帯に占める割合に対して約2.5%ということになり、
非常に狭くなってしまいます。他方、この上位2.5%を年収ベースに当てはめると、
1,501万円以上でも上位1.4%に留まります。
だから、年収1,000万円台前半まで含めないといけません。
なので、自社の商品サービスによって柔軟に設定することが求められます。

つまり、先ほど紹介したサイトのように、自社の商品サービスに対する富裕層マーケティングにおいて、
富裕層を年収で考える場合、年収1,000万円台前半を富裕層の対象にしてもいいですし、
年収2,000万円以上、もしくは年収5,000万円以上を富裕層の対象にしてもいいわけです。
要するに自社の商品サービスを無理なく購入できるかどうかを
考える上での参考資料として資産と年収という切り口があるのです。

富裕層への商品サービスを展開する上で、富裕層マーケティングとして
富裕層ということで次に考えておかなければならないのはエリアになります。

富裕層が多く住むエリアは東京県、愛知県、神奈川県

富裕層はどこに住んでいるのか?エリア別統計
富裕層はどこに住んでいるのか?エリア別統計
(引用元:地域の中で高齢富裕層はどこにいるのか

富裕層の職業は、事業家、不動産オーナー、医者(開業医・医療法人オーナー)になります。
引用元:【超富裕層の実態】お金持ちの代表的な3つの職業とお金持ちになった経路

まず、社長が居住エリアとして好むエリアは以下になります。

■東京都内
1位:港区赤坂
2位:渋谷区代々木
3位:港区高輪

■東京都以外
1位:神奈川県三浦群葉山町
2位:福岡県筑紫群那珂川町
3位:兵庫県西宮市

引用元:「社長の住む街」調査東京商工リサーチ

シニア富裕層で考えると、
東京都、愛知県、神奈川県、奈良県、京都府、大阪府になります。
近畿地方の都市別で考えると、芦屋、中央区(大阪)、左京、
天王寺、阿倍野、西宮、奈良、伊丹、北区(大阪)になります。

引用元:地域の中で高齢富裕層はどこにいるのか

富裕層の性別と年齢

富裕層の性別・年齢別比率
富裕層の性別比率・年齢比率データ
(引用元:富裕層マーケティングと「NOBLE STATE」

具体的に富裕層のペルソナを設定する際に以下の関心事から
自社の商品サービスを如何に結びつけて考えていくことが重要となります。

富裕層の興味と関心事を富裕層マーケティングに活かそう

野村総合研究所の発表によると、富裕層の興味関心事がこのコロナによって変わってきているといいます。

コロナ禍における個人資産の管理・運用の考え方の変化について
富裕層が考える、コロナ禍における個人資産の管理・運用の考え方の変化について
(引用元:野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計

この調査結果では、「コロナ禍での個人資産の管理・運用の考え方の変化」について、
「個人資産のことよりも、所有する事業や法人の先行きが、以前よりも心配になった」53%と
最も大きな関心が寄せられるようになり、「複雑でわかりにくい商品よりも、
シンプルでわかりやすい商品を好むようになった」50%、
「経済の先行きや、自分が管理・運用する資産に関して、積極的に情報収集や勉強をするようになった」47%、
「元本割れする可能性のある金融商品のリスクを、以前よりも気にするようになった」46%と
続いており、これは収入源である事業に対する関心を保守的になっているので、
今まで以上にリスク管理をしながら成長の機会をうかがっているという風に捉えることができます。

そのため、金融関連では手堅い商品がより好まれる傾向にあるのかもしれません。

コロナ禍での消費や生活の変化について
富裕層におけるコロナ禍での消費や生活の変化
(引用元:野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計

「コロナ禍での消費や生活の変化」については、「健康や体力増進に関する意識が強まった」65%が
最も多くの答えがあがり、続いて「家族との会話やコミュニケーションが増えた」51%、
「ソーシャルディスタンスを意識した旅行をするようになった」47%、
「本を読む時間が増えた」47%と、コロナ禍特有の行動に移行している。

ここで注目を集めたいのは、同率6位に挙がっている2つの行動項目であります。
「インターネットショッピングでのご利用が増えた」(41%)、
「スマホやタブレット端末の利用が増えた」(41%)になります。
そのため、これからはますますデジタルとリアルを活用して富裕層を
取り込む必要が出てきました。
富裕層マーケティングとして、リアルとデジタルを活用した記事は以下のURLにてご参照くださいませ。

リンク:富裕層マーケティング!?デジタルとリアルで富裕層を囲い込む

まとめ

富裕層マーケティングを展開する上で最初に考えないといけないのは、
自社の商品サービスにマッチする最適な富裕層は誰かということです。
今回、富裕層について資産と年収、性別・年齢というスペック的な属性情報からの視点と
興味関心という定性的な観点から紹介をさせていただきました。

スペック的な情報からターゲットを決めて頂き、興味関心事から自社の
商品サービスの改善および富裕層へアプローチするための広告を
どのように展開するのかという観点で活かして頂ければ幸いです。

ここで紹介した情報では、富裕層を集客するにはデジタルとリアルを
いかに組み合わせていくのかが重要となることを示唆されております。

 

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