インフォマーシャルとは。通販におけるデザイン・制作におけるコツ、費用を解説。集客事例も紹介

#広告コラム

2019.04.11

インフォマーシャルという言葉をご存知ですか。
コマーシャルと一見混同してしまうかもしれません。
実は、インフォマーシャルという言葉は、
インフォメーションとコマーシャルを合わせた造語になります。

ここでは、一見わかりづらいインフォマーシャルの概要と、
通販デザインや制作におけるコツ、
そしてインフォマーシャルにおける費用について紹介いたします。

インフォマーシャルへの理解を深めて、実際にマーケティングの参考になれば幸いです。

インフォマーシャルとは

インフォマーシャルとは、冒頭でもご説明した通り、
コマーシャル(commercial)と
インフォメーション(information)
を組み合わせた造語になります。

海外では、テレビショッピングという意味合いで使用されている言葉。
しかし、日本においては「録画式生コマーシャル」、「商品PR番組」、
「テレビ通販番組」などがこれに該当します。

インフォマーシャルも広告の1つですが、
テレビ広告とは尺の長さが全く異なり最低でも60秒から、
最大で55分のような長い尺であることが多いです。

テレビCMのように、15秒〜30秒などと短いものではなく、
尺が長い分、より多くの情報を詰め込むことができ、
説得型商品のプロモーションに最適です。

インフォマーシャルの特徴、費用

インフォマーシャルの特徴としては、さきほども少しお伝えしましたが、
長い尺(60秒〜最大55分)の中で訴求できるため、
顧客を説得して商品を購入してもらうインパクトを与えることができます。

また、制作に関してはテレビ広告よりも制作期間がかかるため、入念な準備が必要です。

インフォマーシャルの放送時間は、
基本的にはインフォマーシャルのスポンサーである通販会社が買い切るため、
他のCMなどは放送されません。

つまり、放送されるCMは絞られるため顧客に対しても
自社商品やサービスに注目してもらいやすいメリットもあります。

インフォマーシャルは、放送するテレビ局によっても、
インフォマーシャル素材の考査が異なり、
各局によって基準の厳しさが違いますのでA局では、採用されましたが、
B局では放送できなかったという事態も考慮しなければなりません。

インフォマーシャルの費用について

ここまでお伝えしたように、インフォマーシャルはテレビ通販番組なわけですから、
当然のことながらその制作費については撮影から編集まで数百万円の費用がかかります。

番組の長さやタレントの起用、その他諸費用によっても制作費は異なりますが、
60秒〜300秒程度の短尺もので200〜400万円ほど。

そして14分〜29分程度の長尺もので、700万円ほどの費用になると見込まれます。

また制作期間についても、60秒〜120秒ほどであれば2ヶ月、
180秒〜300秒であれば2.5ヶ月、さらに14分〜29分程度であれば3ヶ月が1つの目安です。

なお、インフォマーシャルの具体的な費用内訳については次の通りです。

●撮影費

撮影にかかる費用ですので、カメラマンの起用や、
音声スタッフ、ディレクター、プロデューサー、専門職など通販番組では、
関わるスタッフの人数も多いので撮影費は割高になる傾向です。

なお撮影期間ですが、最短で1日ほど、かかる場合にも4日間は必要です。
この場合の費用としては、1日70万円〜100万円は予算が必要と判断しましょう。

●出演料

テレビ番組における出演料とは、タレント起用料金だけでなく、
商品やサービスを紹介するナレーター、
さらにモニター、愛用者の声などの導入も見込まれます。

一般的には、タレントを起用すれば起用するほど、出演料は割高になり、
素人のモニターさんの起用となると、やや予算を低くおさえることが可能です。

●編集費

通販番組における編集費とは、撮影した映像を編集するために必要な費用です。
映像編集や音楽、BGMの追加、さらにはナレーションなど、
より魅力的なインフォマーシャルにするために欠かせない作業です。

編集に関しては、ナレーターなどの専門家への依頼やスタジオをかりる場合も想定され、
多くの費用が必要です。

●媒体費

媒体費とは、通販番組を実際に放送するテレビ局での費用となります。
テレビ局の費用は、各局の料金プランや放送時間、放送する時間帯によっても異なります。

一般的には、視聴者が限られる「CS局」や「独立U局」などは費用を低く抑えることができ、
地上波(キー局)などは多くの視聴者を有するため、その媒体費用も割高になる傾向です。

インフォマーシャルの初期費用を抑えるためには、
CS局など媒体コストを抑えられる局からスタートすると良いでしょう。

インフォマーシャルにて反響を出すために必要な制作のコツ

インフォマーシャルにて多くの反響を出すにはどうしたら良いのかをご紹介します。
インフォマーシャルの起用が初めての場合、
多くの予算を一度に投入することは大きなリスクが伴います。

「キャラバン型」と呼ばれる撮影形式なら比較的安価に
インフォマーシャルを実施することが可能です。

キャラバン型とは、スタジオ撮影の形式を採用し、
単独インフォマーシャルのように企画からオーダーメイド方式の制作ではなく、
協賛という形でテレビショッピング中に、商品を紹介してもらう形式のこと。

テレビショッピング中に自社商品やサービスを紹介してもらうことで、
撮影費や出演料、さらに編集費を大幅に抑えることが可能に。

単独インフォマーシャルの場合には、企画から撮影、
編集まで一貫してオーダーメイド方式を採用するため、予算は割高になります。

インフォマーシャルの事例

エチケット対応食品「楽臭生活」

グリーンハウス株式会社の提供するエチケット対応食品「楽臭生活」は、
世界10カ国で製法特許を取得した体臭予防を行うサプリメントです。

楽臭生活のインフォマーシャル制作のポイントとしては、
要素の異なる2つのインフォマーシャルを制作し、クリエイティブテストを行ったこと。

具体的には、「明るくハツラツとした女性がリポーターとなり
街頭ニオイチェック」を行うポジティブイメージのインフォマーシャルと、
「ニオイ計測器などを活用し、数値と刺激的な言葉で街角ニオイチェック」を行う
ネガティブイメージのインフォマーシャルの2種類を制作しました。

その結果、レスポンスが良かったのは「ポジティブイメージ」のインフォマーシャルだったそうです。

このように、楽臭生活では事前に2種類のインフォマーシャルを制作することで、
より効果の高いインフォマーシャルを導入することに成功しました。

参考:成功事例「楽臭生活」|インフォマーシャルをつくろう
http://www.information-commercial.com/success/case02.html

美味しく飲めるお酢「毎日飲める酢」

熊手蜂蜜株式会社が提供している「毎日飲める酢」は、
これまでお酢は飲みづらいと思われた意識を
根本的に覆すインフォマーシャルを導入しています。

具体的には、お酢の飲みにくさを解消するため、
「飲んでみたい!」と思わせる制作を意識されています。

楽天ランキングで売り上げ第1位であることをインフォマーシャルの序盤に導入、
次にいかに飲みやすいかに焦点を当てるべくお酢に旬の果実や
はちみつを加えている内容を訴求しています。

また、様々な果実のお酢があることをラインナップ一覧で表示、
そして愛飲者の声を掲載することで、信頼度を高めています。

またインフォマーシャルの最後には、「購入しやすいお試しセット」で
新規顧客獲得のハードルを下げているのです。

参考:熊手のはちみつ|インフォマーシャルをつくろう
http://www.information-commercial.com/success/case03.html

まとめ

インフォマーシャルを企画や、撮影、
編集とゼロから制作するとその費用は割高になってしまいます。

テレビショッピング中に自社商品や
サービスを紹介してもらう「キャラバン型」を採用すれば、
比較的割安にインフォマーシャルを導入できます。

導入にあたっては、できる限り初期費用を抑えて、
費用対効果の高いインフォマーシャルを作成したいものです。

 

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