ルートメディアとは？メリットとデメリット、代表的なルートメディア一覧と料金を紹介

ルートメディアとは

ルートメディア（英：Root Media）とは、日常的に利用されている店舗や
施設などでサンプリングや チラシの配布、ポスター掲示などの
プロモーションを実施できる媒体を指します。

ルートメディアを実施する店舗・施設の利用客傾向からターゲットの
性別、年齢、 趣味趣向などをある程度推測できます。
提供しているサービスの傾向だけでなく、その商圏からもターゲット像を推測できます。

例）
・ベッドタウン　→　サラリーマン、OL
・大学キャンパス周辺　→　大学生
・高級住宅街　→　医師、企業経営者、弁護士などの富裕層

ルートメディアでは、店舗・施設毎にセグメントできるので、
クライアント様の ペルソナ（ターゲット像）を鑑みつつ、
ターゲットやエリアでセグメントをして最適な見込み客へのプロモーションの実施が可能となります。

ルートメディアのメリット

ルートメディアの大きなメリットは、大きく下記の4つになります。

1.ターゲットやエリアを絞ったプロモーションが可能。
2.ターゲットの趣味・嗜好を鑑みたプロモーションが可能。
3.生活の一部に商材のプロモーションを組み込める。
4.サンプリング実施の場合、商品を購入する前に予め商材の理解を高めることができる。

先述の通り、ルートメディアでは店舗の利用客やその商圏（エリア）の特徴から、
どのようなターゲットに接触できるか、その推測が可能なため、
クライアント様の目的に応じたターゲットへのプロモーションが可能となります。
また、プロモーションが実施される場合、
そこでリーチできるターゲットは特定の目的を満たすためにその店舗や施設を利用します。

そのため、その店舗で提供されているサービスと関連性が高い商材で
プロモーションを実施することで高い広告効果を獲得することができます。

例）
・病院　→　健康　：　ゼリー飲料、空気清浄機など
・学習塾　→　勉強　：　電子辞書、電気スタンドなど
・ネイルサロン　→　美容　：　脱毛サロン、化粧品など
・ヨガ、スポーツジム　→　運動　：　清涼飲料水、メイク落としなど

サンプリングを実施する場合には、その商材のニーズが高まりやすいタイミングに
試供品が使用されるようになるので、その商材の購買意欲が高まりやすくなります。
試供品配布の際に申込シートと商品の特徴を併記した簡単な読みものを一緒に配布することで
多数の新規獲得に成功したケースもあります。

ルートメディアのデメリット

一方でルートメディアのデメリットは、大きく下記の3つになります。

1.店舗や施設によって、実施の規定が大きく異なる
2.協力店からの挙手制で実施の可否が決まるケースがある
3.広告審査が厳しく、実施までの時間がかかるケースがある

ルートメディアでプロモーションを実施する場合、納品に関するルールや
広告物のサイズ規定などの決まり事が実施する店舗・施設によって大きく異なります。
特に広告物のサイズは、料金だけでなく、実施の可否に直結するケースもあるので
ルートメディアを取り仕切る媒体社との綿密な確認が必要となります。

また、広告主が実施店を決めるのではなく、
その商材でプロモーションを実施できる店舗の挙手により最終的な実施の可否が決まるケースがあるため、
どのような手順でプロモーションが実施されるか、できるだけ細かく確認しましょう。

そして、実施したい時期が明確な場合、プロモーションの実施にどれくらいの時間が必要か、
予め確認し、トラブルによる遅延を回避するために出来るだけ早めの準備を心掛けましょう。

ルートメディア一覧・料金相場

ターゲット 媒体概要 広告料金

※『　　』の記載内容は、プロモーション実施時に配布された広告物になります。