病院サイネージ広告とは、メリットとデメリット、広告メニューや料金相場などを紹介

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最終更新日:2023年12月19日

病院サイネージ広告とは、病院・クリニックなど医療機関の施設内に
設置されたデジタルサイネージに対する動画広告のことをいいます。

病院待合室で待つ時間が長いので、患者に快適に過ごしていただく一環として
デジタルサイネージを設置する病院が増えております。

今回、病院サイネージ広告について、メリット・デメリットだけでなく
料金等も紹介させていただきます。

病院サイネージ広告とは

病院内のデジタルサイネージを広告媒体として活用されています。
病院サイネージ広告とは、全国各地の医療機関、病院・クリニック・診療所などの
医療施設に設置されたデジタルサイネージにて配信される病院からの告知や医療・健康情報などの合間に、
動画広告を配信できる広告となります。

待合室での待ち時間が長い来院者に快適に過ごしていただくために、
天気・ニュース、病気の予防法や感染症対策、病院での施設利用案内や設備の紹介、
受付番号や待ち時間などの情報を提供する病院・クリニックなどが増えております。
そして、病院内でのデジタルサイネージの設置が増えるほど、広告訴求できる人数が増えるので
広告媒体としての価値も上がっていきます。

病院サイネージが増えている理由

この病院がデジタルサイネージの設置が増加している理由としては、以下になります。

・視認率の高いデジタルサイネージによって院内情報をわかりやすく発信でき、
     病院の診療時間、診療科目、診療方針や予防接種の情報、スタッフ紹介などを配信し、 
     来院者の安心感を高めることができるからです。

・受付番号や待ち時間を表示できます。
    ディスプレイに、名前ではなく受付番号で呼出しすることで来院者のプライバシーを確保できます。

・ポスターでの情報発信と比べ、印刷や貼り替えの手間が省け、
    スピーディーに情報を届けることができます。

・病院で扱っている商品の情報を配信することにより、販売促進にも繋がります。

病院サイネージでの広告について

病院サイネージ広告は、デジタルサイネージで配信される天気、ニュース、病院関連情報の合間に
広告を配信することができ、以下のようなメリットとデメリットがございます。

メリット

長い待ち時間に注目されやすく、医師の近くで配信される広告だから患者様にとって信頼度が高いという
印象で見てもらいやすくなります。

診療科目によってターゲット層を絞ることもできます。
例えば、整形外科なら中高年、シニアが中心となります。小児科・産婦人科なら育児ママとなります。
広告商材の特性に応じて、診療科目やエリア等のセグメントにより、ターゲットを絞った訴求が可能です。
以下のような診療科目にてセグメントすることができます。

 内科、整形外科、リハビリテーション科、外科、
 皮膚科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、産科・婦人科、
 一般歯科、小児歯科、審美歯科、高額治療歯科、予防歯科

また、産婦人科に特化したサイネージサービスや、歯科に特化したサイネージサービスもあります。

更に、診療予約アプリのシステムと連動したデジタルサイネージでは、アプリ経由で視聴者アンケートを
実施でき、企業広告の掲載も可能です。サイネージ放映+来院者アンケートを活用することで検証が可能です。

デメリット

広告の効果測定がしづらいというのが1番のデメリットになります。広告を流した後に、どれくらいの方が視聴した。
動画に流れていた商品サービスを購入したのかを把握することが難しいです。

広告審査が厳しいです。理由として、医療機関内での広告配信となるため、施設の特性上審査が厳しくなります。

病院サイネージ広告の広告料金参考値

サイネージ広告サービスによって料金は異なりますが、以下が出稿料金の一例となります。

60秒映像、1ヶ月の料金
・放映面数401~500面:200万円 最大視聴可能人数(予測):111万人
・放映面数301~400面:180万円 最大視聴可能人数(予測): 89万人
・放映面数201~300面:150万円  最大視聴可能人数(予測): 67万人
・放映面数101~200面:120万円  最大視聴可能人数(予測): 45万人
・放映面数101~200面: 80万円  最大視聴可能人数(予測): 23万人

(最大視聴可能人数(予測)は1画面当たり2200名が視聴したという仮説のもと、算出しております。)

病院サイネージ広告にて出稿が多いクライアント業界

ヘルスケア・健康・医療に関する広告に活用されています。

商材例:

◆食品・飲料関連
(乳製品、特定保険用食品、プラズマ乳酸菌、機能性表示食品など)

◆ヘルスケア関連
(ベビー用スキンケア用品、オーラルケア用品、育毛ローション、コンタクトレンズ)

◆製薬会社
(糖尿病疾患啓発、C型肝炎治療啓発、服薬ゼリー、インフルエンザ治療啓発)

◆日用品関連
(日用雑貨品、ボディケア用品、空気清浄機、清掃用品、洗濯用洗剤、知育玩具、衛生用品)

◆子育てママ向け
(ガス乾燥機、食材宅配、子供向け知育サービス、宅配クリーニングなど)

診療科目でのセグメントができるため、商材にマッチした施設での放映が可能です。

病院サイネージ広告のまとめ

病院サイネージ広告というとシニア・中高年を中心として広告展開できるというイメージがあるかもしれません。
小児科・産婦人科というように診療科目をセグメントするkとによりターゲットを選定することができます。
医療というキーワードに絡めてターゲットをセグメントし広告配信を展開するなら、病院サイネージ広告は
お薦め媒体の一つとなります。

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