YouTube広告を実施するための総合基礎ガイド【2020年版】

YouTube広告とは、2020年6月時点にて全世界で20億人以上が利用している
「YouTube」に出稿できる動画広告となり、ブランディングや販売目的で
プロモーションに使われます。

急成長している動画広告に出稿されることをお考えなら、youtubeには
圧倒的なリーチ力ときめ細かくターゲティングできる機能があるため、
動画広告を展開しようとする企業にとっては、選択肢のひとつとして
考えることができます。

本記事では、まだYouTube広告を導入していない企業様に向けて、
YouTube広告のガイドとして、概要から広告の種類、メリットとデメリット、
出稿方法などをまとめて紹介します。

YouTube広告とは?

YouTube広告とは、その名の通り、世界最大級の動画プラットフォーム「YouTube」に広告を掲載することです。

日本国内のYouTube月間利用者数は、ニールセン2019年に発表した
「TOPS OF 2019: DIGITAL IN JAPAN」によると
2019年時点で、トータルデジタルでの日本人口に対するリーチ(利用率)は第3位で50%となり、
非常に利用されております。

引用元:TOPS OF 2019: DIGITAL IN JAPAN by ニールセン
https://www.netratings.co.jp/news_release/2019/12/Newsrelease20191219.html

また、18〜19歳の利用率は、80%以上と若い世代から絶大な支持を得ています。
圧倒的に10代の利用者が多いYouTubeではありますが、
50歳〜59歳の約7割がYouTubeを利用しており、広告の出稿方法によっては幅広い世代にリーチ可能です。

引用元:Digital Trends 2019上半期 by ニールセン
https://www.netratings.co.jp/news_release/2019/11/Newsrelease20191121.html

後ほど、ご紹介しますがYouTube広告には5種類のメニューがあり、ターゲットに合わせた訴求ができます。

YouTube広告の効果とは?、メリットとデメリット

YouTubeで動画を閲覧する際に、動画広告が流れてきて
ついつい興味のある動画を閲覧してしまったということがあるかと思います。

まさにYouTube広告の最大の効果は、自社商品やサービスの認知度拡大を図れることです。

画像を利用したディスプレイ広告やテキスト広告などと比較し、
動画ならではの臨場感でユーザーに強い印象を与えることができます。

ここでは、YouTube広告の効果についてメリットとデメリットに分けて紹介します。

YouTubeのメリット

潜在層をバナーより引き込める

YouTube広告には、動画内にサイトへのリンク(CTAボタンなど)を表示できます。
これにより、ユーザーが自社商品やサービスに興味をもった場合に、すぐにリンクからアクセス可能。

たとえば、動画を視聴する際に自分が好きな商品が出てきたら、
ついついリンクを押してしまう方も多いように、
正確なターゲティングを行うことで、潜在層をバナーから取り込めます。

YouTube広告は、新規顧客の獲得にも非常に有効な広告手法です。

ダイレクトレスポンスとして活用

ダイレクトレスポンスとは「ブラディング」とは対義語になり、
動画広告に接触したユーザーからCVに繋がるレスポンスが得られることを指します。

全世界で10億人以上に利用されているYouTubeですから、
自社のブランディング目的で活用されている企業様も多いですよね。

しかし、5Gサービスの開始とともに、動画広告がさらに普及すれば、ブランディング目的だけではなく、
ダイレクトレスポンスとしてより多くの企業が導入することが予測できます。

その証拠に、Googleのアップデート状況をご紹介すると、
2018年にはGoogle広告において購入意欲が高いユーザーに向けて配信が可能となった
カスタムインテント」が登場したり、動画広告にアクションボタンや促す仕組みが追加されたりと、
ダイレクトレスポンスに最適な機能が追加されたのです。

また、2019年には、動画広告枠が拡大し、Trueview広告をYouTube以外にも配信できるようになりました。

このように、動画広告市場はまさに成長を続けており、
5Gの普及とともに今後ダイレクトレスポンスとしての役割が大きくなるでしょう。

YouTubeのデメリット

広告接触頻度の調整を間違うと、広告がうざがられる

何度も同じ動画広告を目にしてしまうと、広告がうざいと思われる
ケースが増えております。ネガティブな感情を与えてしまうため、
広告の効果がプラスどころかマイナスになってしまいます。
そのため、平均表示頻度を意識して広告出稿を実施する必要があります。

YouTubeで実施可能な広告一覧(種類ごとの表示形式・料金)

ここでは、YouTube広告の導入をお考えの方に向けて、広告の種類・表示形式・課金形態を詳しくご紹介します。

インストリーム広告

インストリーム広告とは、動画本編を再生中に流れる広告のことです。
インストリーム広告には、スキップ可能な広告とスキップができない広告の種類があります。

よく「あと5秒でスキップできます」と表示されている広告を見る機会があると思いますが、
まさにあの広告こそがインストリーム広告です。

スキップ可能なインストリーム広告の表示形式

インストリーム広告は、YouTubeの動画ページやGoogle動画パートナーサイト等に表示され、
再生形式としては動画再生の前後に以下のように再生されます。

 

本編動画再生後、5秒が経過した段階でスキップするかどうかを選択できるのが特徴です。

スキップ可能なインストリーム広告の料金

インストリーム広告の課金形式ですが、ユーザーが動画を30秒視聴するか、
30秒視聴する前に動画を操作した場合に課金されます。

テレビCMのように出稿するだけに費用がかかる広告もありますが、
スキップができるインスリーム広告の場合には、30秒以上視聴されないと課金されません。
ただし、以下をクリックした場合、課金対象になります。

・アバター
・共有
・チャネル登録
・Call-to-Actionオーバーレイ
・コンパニオンバナー
・タイトル
・カード
・表示URL

料金単価の相場としては大体3~15円になります。

スキップ不可能なインストリーム広告の表示形式

スキップ可能なインストリーム広告の表示形式と同様に、
YouTubeの動画ページやGoogle動画のパートナーサイト、アプリ等に以下のように表示されます。

 

スキップ不可能なインストリーム広告の料金

スキップ不可能なインストリーム広告の課金形式は、
目標インプレッション単価制となり、広告が表示されるごとに課金されます。

料金単価の相場としては大体3~15円になります。

ディスカバリー広告

ディスカバリー広告とは、スマホの場合YouTube動画ページの上部に表示、
PCの場合にはYouTubeの関連動画の横や検索結果の一部として表示されます。

さきほどご紹介したインストリーム広告のように動画再生中に表示される広告ではなく、
ユーザーが動画を探している場面で広告が表示される仕組みです。

ディスカバリー広告の仕組みとしては、「サムネイル動画とテキスト」がセットで表示されます。

ディスカバリー広告の表示形式

ディスカバリー広告の表示形式をまとめました。

・YouTubeでの検索結果
・YouTubeの関連動画の横
・スマートフォンYouTube動画のトップページ

 

以下のように表示されます。

ディスカバリー広告の料金

ディスカバリー広告の課金形式については、ディスカバリー広告のサムネイルをクリックし
広告が視聴されることで、課金されます。

10円〜数十円でユーザーにアプローチすることが可能となります。

ディスカバリー広告の料金単価として、大体3~15円ぐらいになります。

バンパー広告

バンパー広告とは、インストリーム広告と同様に、動画本編を再生中に流れる広告のことを指します。

バンパー広告は、6秒以内の短い動画広告のため、広告を6秒以内にスキップすることができません。

バンパー広告の表示形式

動画本編を再生中、または動画の前後で再生される6秒以内の短い動画のことです。
ユーザーがスキップできない短い動画のため、
6秒以内の凝縮した動画を作成する必要があります。以下のように表示されます。

バンパー広告の料金

バンパー広告の課金形式は、「広告表示回数1,000回」ごとに発生するインプレッション課金型になります。

6秒と非常に短い動画ではありますが、限られた時間内で、
費用を抑えて出稿できるバンパー広告は、自社商品やサービスの認知度を向上するために適しています。

バンパー広告の料金として、おおよそ0.3~0.6円ぐらいになります。

マストヘッド広告

マストヘッド広告とは、YouTubeにアクセスした際に、PCならトップページ左上に大きく掲載され、
モバイル端末なら最上部に表示される広告のこと。

最大の特徴としては、YouTubeにアクセスした際に、最も目立つ位置に広告が大きく表示されるため、
ユーザーに強いインパクトを与えることが可能です。
マストヘッド広告は、YouTubeホーム画面の上部で最大30秒間音声無しで自動再生されます。

ミュートアイコンをONにすることで、音声を有効化することが可能。

マストヘッド広告の表示形式

さきほどもご紹介しましたが、マストヘッド広告は、
PCの場合にはYouTubeホーム画面の最上部左上に以下のように表示され、
モバイル端末の場合には、ページ最上部に表示されます。

PC

マストヘッド広告の料金

マストヘッド広告の課金形式は、固定の日別単価(CPD)制と
固定インプレッション単価(CPM)制のどちらかで課金される仕組みです。

他の掲載方法と比較すると、広告単価は高額になる傾向ではありますが、
広告費用以上に広告効果が期待できる広告です。

YouTube広告の設定とターゲティングの仕方

これまでの内容でYouTube広告の種類や表示形式、課金形式を理解できたところで、
ここからはYouTube広告の設定の仕方や、ターゲティングの方法についてお届けします。

YouTube広告の設定手順

YouTube広告を設定する前に、事前準備が必要です。用意するものは、以下の2つ。

①掲載するYouTube広告用の動画
②Google広告への登録

 

当然ですが、YouTube広告に掲載する予定の動画がなければ掲載できませんから、
事前に作成しておきましょう。

また、YouTube広告を出稿する前にはGoogle広告への登録が必要です。

YouTube広告を出稿する流れについて

ここでは「Google広告への登録」と「YouTube広告掲載用の動画の用意」を済ませたと仮定し、
実際の出稿の流れについて見ていきたいと思います。

①Google広告で新しいキャンペーンの作成をする

まずは、Google広告のホーム画面より青丸のプラスボタンをクリックして、
新しいキャンペーンを作成しましょう。

②キャンペーンタイプを選択します

次に、キャンペーンタイプを選択します。

YouTubeに動画広告を掲載する際は、「ブランド認知度とリーチ」を選択し、
キャンペーンタイプの「動画」を選択してください。

③キャンペーンのサブタイプの選択

続いて、YouTube動画広告で配信したい広告の種類を選択します。
ここには本記事でもご紹介した以下の5つの広告種類が選択可能です。

①スキップ可能なインストリーム
②バンパー
③スキップ不可のインストリーム
④アウトストリーム
⑤広告シーケンス

 

この中から、自社の広告出稿に適したサブタイプを選択してください。

④広告配信の詳細を設定する

キャンプペーンのサブタイプを選択できたら、
YouTube広告出稿に必要な以下の詳細情報を入力していきましょう。

・入札単価
・リーチする国と地域
・広告のスケジュール
・配信期間
・配信場所

基本情報を入力し終えたら「ユーザー属性」や「オーディエンス」、
「コンテンツ」等を入力することで、さらにターゲティングの精度が高まります。

⑤YouTubeにアップロード済みの動画を指定の場所に貼り付けましょう

ユーザー属性やオーディエンス等でターゲティングしたい情報を入力できたら、
YouTubeにアップロード済みの動画のURLを、上記画像の通り指定の場所に貼り付けましょう。

その後、広告経由でどのページにユーザーを誘導したいのかを設定します。

最後に「保存して次へ」をクリックすれば、YouTubeへの動画広告の配信設定が完了です。

YouTube広告のターゲティングの仕方

YouTube広告にも、その他のGoogle広告メニューと同様に、ターゲティング設定ができます。
詳細なターゲティングを行うことでより費用対効果の高い精度の高いプロモーションが実施できますから、
実際の設定項目についても見ていきましょう。

ここでは、ユーザー属性・オーディエンス・ユーザーの興味や関心の3つのポイントで
ターゲティングを設定する方法を解説します。

ユーザー属性

ユーザー属性では、リーチするユーザーの「性別」・「年齢」・
「子供の有無」・「世帯年収」などから、次の項目を設定可能。

①性別:女性、男性、不明
②年齢:18〜24才、25〜34才、35〜44才、45〜54才、55〜64才、65才以上、不明
③子供の有無:子供なし、子供あり、不明
④世帯年収:上位10%、11〜20%、21〜30%、31〜40%、41〜50%、下位50%、不明

 

上記画像のように、チェック形式で性別・年齢・子供の有無・
世帯年収を設定するだけでターゲティングできます。

①性別
男女どちらに動画広告を配信するのかを設定できます。

性別をターゲティングする際のポイントとしては、自社商材のターゲットを女性にしたい場合にも、
実際に広告を配信してターゲットの母数が足りない場合には「不明」を追加することをおすすめします。

②年齢
自社商材のターゲット層の年齢が明確に決定している場合には、絞り込む必要がありますが、
特に必要がないのであれば、全ての年齢層にチェックしましょう。

③子供の有無
子供の有無が自社商材に影響を与える場合には、チェックをしてください。
特に関係ない場合には対象を絞り込まずに全てにチェックを入れます。

④世帯年収
世帯年収では、ターゲットごとに想定される世帯年収を絞り込むことが可能。
自社商材のターゲットが高収入世帯であれば、世帯年収上位にチェックをし、
ターゲットを絞り込む方が精度の高いターゲティングが可能です。

オーディエンス

さきほどご紹介したユーザー属性ですが、さらに詳細にターゲティングを展開したい場合には
「オーディエンス」で対象を絞り込むことも可能です。

オーディエンスで設定できる項目は以下の通り。

子供の有無
・子供あり(0〜1歳の乳児)
・子供あり(1〜3歳の幼児)
・子供あり(4〜5歳の幼稚園児)
・子供あり(6〜12歳の小学生)
・子供あり(13〜17歳)

配偶者の有無
・独身
・交際中
・既婚

教育
・高校卒
・学士号
・大学院卒
・現役の大学生

教育
・高校卒
・学士号
・大学院卒
・現役の大学生

住宅所有有無
・住宅所有
・賃貸

項目は上記の通りです。自社商材のターゲットが明確な場合には、
上記項目を活用してさらに詳細にターゲティングする方法もおすすめです。

ただ、詳細なターゲットを設定していないのに、オーディエンスにチェックをする必要はないため、
自社商材の対象との兼ね合いで設定しましょう。

ユーザーの興味や関心、習慣の設定

YouTube広告には、ユーザーが興味・関心のある物事に則して広告を配信できる
アフィニティカテゴリ」と呼ばれるターゲティング手法があります。

アフィニティカテゴリを設定することで、より詳細にターゲティングすることが可能です。
アフィニティカテゴリの大カテゴリーは次の通りです。

アフィニティカテゴリ

スポーツ、フィットネス
テクノロジー
ニュース、政治
フード、ダイニング
メディア、エンターテイメント
ライフスタイル、趣味
乗り物、交通機関
家庭、園芸
旅行
美容、健康
買い物好き
銀行、金融
カスタムアフィニティカテゴリ

 

上記は、あくまで大カテゴリーとなり大カテゴリーの配下には、さらに細かい分類を設定できます。

たとえば、「スポーツ、フィットネス」→「スポーツファン」→「ゴルフファン」などです。
このように自社商材に合わせて、アフィニティカテゴリを設定することで、
よりターゲットに対して明確な訴求が可能に。

ポイントとしては自社商材が該当する項目にチェックをしていきましょう。
もし、ターゲットを絞り込み過ぎていて広告を配信後に再生回数や表示回数が伸びない場合には、
絞り込むエリアを拡大すれば大丈夫です。

ぜひ、ご紹介した「ユーザー属性」・「オーディエンス」・
「ユーザーの興味、関心、習慣の設定」の3項目を中心にターゲティングの設定をしてみてください。

YouTube広告で成果を出すコツ

おおまかなターゲティングの設定方法を理解できたところで、
ここではYouTube広告で成果を出すコツについてご説明させて頂きます。

CTAボタンかURLでユーザーに遷移してもらう

YouTube広告で動画を配信する場合に、特定ページへユーザーを遷移してもらうためには、
動画の概要欄に特定ページのURLやCTAボタンを配置してあげましょう。
このような対策を施すことで、よりユーザーを自社サイトへ誘導しやすくなります。

動画の長さは3分程度、余韻を残す工夫を

YouTube動画広告を配信する際に、動画自体の長さをあまり長く配信してしまうと、
せっかくユーザーの興味をひきつけたにも関わらず、離脱率が高まってしまいます。

逆に動画自体が短すぎると、ユーザーの興味関心を高めることができません。
このようなことを考慮し、動画の長さを3分程度で設定しましょう。

また、3分の動画で短いと感じたユーザーに向けてクロージングで
「続きを見るならこちら」などの静止画を挟むことで、より自社サイトへの訪問率が高まります。

よくありがちなケースですが、自社商材を知ってもらいたいからと、
ついつい動画が長くなってしまう場合があります。

気持ちは非常によくわかりますが、
あまり長すぎるとかえって訪問率が低下しますのでご注意ください。

コメントや評価をオフにする

動画広告以外にも動画を配信している場合は設定しなくても問題ありませんが、
広告のみを配信する場合には、視聴者からのコメントや評価はオフにしておきましょう。

基本的に広告配信をするのみなら、このような機能は必要なく、
自社商品にあまり興味のないユーザーから不要なコメントを書かれてしまうと集客効果が低下してしまいます。

このような理由から、コメントや評価はオフにしておきましょう。

最初の5秒間が勝負

YouTube動画広告で、スキップ可能なインストリーム広告を配信する場合には、
最初の5秒が経過すると、ユーザーからスキップされてしまいます。

このようなことを踏まえて、最初の5秒以内で、
いかにユーザーの興味をひきつける動画を作成できるかが重要です。

特にダイレクトレスポンスを目的として動画広告を出稿する場合には、
最初の5秒でユーザーが「これは私に魅力的な商品」「これは購入しておいた方が良いな」と
自分ごと化してもらえる動画が理想です。

ぜひYouTube動画広告を出稿する際は、これら4つのポイントを整理して出稿をしてみてください。

その他のYouTubeを活用した広告宣伝・アフィリエイトのやり方

YouTube動画は出稿するだけがプロモーションに繋がるわけではありません。
うまくYouTubeを活用することで、プロモーション方法には限りがありません。

ここでは、その他のYouTubeを活用した広告宣言・アフィリエイトのやり方をご紹介します。

企業案件の依頼

企業側がYouTube動画を撮影するのではなく、企業の商品やサービスを再生回数の伸びている
YouTuberに提供し、動画として再生してもらうことで、プロモーションを促進するのも1つ。

この方法ですと、企業側がYouTuberに宣言料を支払う必要がありますが、
インフルエンサーと呼ばれる一定のファンを獲得しているYouTuberに商品を紹介してもらえれば、
高い集客効果が得られる場合もあります。

メリットとしては企業と個人とのやりとりになり、
YouTubeを挟まずにやりとりができるため、費用対効果を抑えたプロモーションが可能です。

代表的な例としては、オリジナルグッズ・オンラインサロン・イベント・オフ会などがあります。

通販化粧品、通販美容関連商材では、CPAが5,000円~20,00円ほどで獲得できるYouTuberが多数います。
また、実績も増え続けております。弊社にて過去実績をもとに提案することができます。
ご興味がございましたら、こちらからご連絡くださいませ。

アフィリエイト広告をYouTubeで訴求してもらう

さきほどご紹介した企業案件に近いですが、自社でアフィリエイト広告を扱っている場合には、
ASPから発行された提携リンクをYouTubeで添付してもらう方法もございます。

さきほどの企業案件とは違い、直接アフィリエイトリンクを概要欄に貼り付けるため、
商品やサービスに興味を持ったユーザーが訪問しやすいでしょう。

ただしこの方法でプロモーションを行う場合、自社商材と相性の良いYouTuberを探し、
その上でアフィリエイト広告の提携をしなければなりません。

直接、企業案件を持ちかける場合よりも手間がかかりますので、
キャンペーン期間中のみアフィリエイト広告を
YouTuberに掲載してもらうなど状況で使い分けることをおすすめします。

アフィリエイト広告の出稿の流れは、「広告主」→「ASP」→「動画投稿者」といったイメージになります。

ASPとお取引がある場合には、担当者に相談してみることをおすすめします。

YouTube広告の事例(2つほど)

ここまでYouTube広告の概要から、種類、効果、ターゲティングに至るまでまとめてお届けして参りました。

最後にYouTube広告の事例についてご紹介したいと思います。

インストリーム広告で数千件のCVを獲得「Yoox Net-A-Porter」

ダイレクトレスポンスを目的とする動画キャンペーンで大きな成功を収めた事例として
「Think with Google」では、オンライン高級アウトレットを提供している
「Yoox Net-A-Porter」の事例を紹介しています。

Yooxは、2017年のホリデーシーズンに「The World’s Most Exclusive Collection」という
25秒間のインストリーム広告を展開。

その結果、数千件のCVと数十万ドルの売り上げを達成したということです。
以下は、Yooxで実際に配信されたインストリーム広告の一例となります。

動画冒頭に「SKIP IT AND YOU’LL MISS IT」というメッセージや、
動画開始5秒以降に「BEFORE IT’S GONE」のカウントダウンを導入し、
ユーザーを強くひきつける工夫をこらしていることがわかります。

本記事でもご紹介しましたが、スキップ可能なインストリーム広告は、
最初の5秒間でいかにユーザーが自社商材に訪問したくなるかが重要です。

これをYooxが証明した形になります。
最初の5秒間で、ユーザーに動画の内容を自分ごと化してもらうことで、
動画を最後まで視聴してもらえる可能性が高まりますし、非常に有効な手段だといえます。

参考元:Think with Google公式ページ
https://www.thinkwithgoogle.com/advertising-channels/video/direct-response-video-conversions/

インストリーム広告最初の5秒でひきつける自動車メーカー「アウディ」

続いてのインストリーム広告の成功事例としては自動車メーカー「アウディ」です。アウディは、
新型R8の発売時にインストリーム広告を出稿しました。

いかに最初の5秒間でユーザーをひきつけられるか、
そして少ない広告予算で費用対効果を高めるかを検証した結果、
インストリーム広告がスキップ可能となる最初の5秒間で、新型R8の最大の特徴でもある、
停止状態から3.5秒でトップスピードに到達する加速性能を挿入しました。

インストリーム広告の再生開始と同時に新型R8を3.5秒でトップスピードに至るまでの動画を配信し、
残りの1.5秒で商品名と企業名を表示しました。

つまり、5秒間で全て完結させてしまったのです。さらにここからがユニークで、
スキップ可能になった5秒後に何を流したかというと「もうこの広告はスキップしても大丈夫」と表示しました。

これらの手法を導入することで得られた効果は次の通り。

①最初の5秒間で他の広告にはないインパクトを与える

あえて最後まで広告を見せるという手法を取らず、
最初の5秒間で全て完結する仕組みを構築しました。

また、最初の5秒と比較対象に新型R8の3.5秒でトップスピードに到達するという
自社商品のインパクトと最大の特徴を盛り込んだのです。

5秒という短い時間で、最大の広告効果をもたらしたと言えるでしょう。

②あえてスキップさせることで広告費を抑制

自動車メーカー「アウディ」が配信したインストリーム広告は、
最初の5秒間でスキップされてしまうという要素を逆手にとった施策といえます。

最初の5秒で確実に商材の魅力を伝え、スキップできる5秒以降は
「もう広告はスキップしても大丈夫」というメッセージとともに、ユーザーへスキップを促しました。

これにより、ユーザーのスキップ率が高まり、
結果として「広告がクリックされない=無駄な広告費を発生させない」という状態を作り出しました。

アウディが当初目指していた広告費を最大限抑えて、
最高のプロモーションをするという目的を達成した形です。

インストリーム広告では、ユーザーのほとんどが広告をスキップするという
特性を熟知したアウディならではという配信方法になります。

もちろん、他とは異なる特殊な配信手法のため、常に導入できるわけではありませんが、
キャンペーンなどの限定的な集客の参考にすると良いかもしれません。

まとめ

本記事では、YouTube広告の概要から、
種類・表示形式・課金形態・YouTube広告の設定手順・ターゲティングの仕方・
効果を出すコツ・広告宣言やアフィリエイトのやり方など特集でお届けしました。

5Gの普及とともにますます需要が高まっているYouTube広告。
特に、今後はブランディングという観点と同時に
ダイレクトレスポンスとしての活用方法が注目されています。

また、ダイレクトレスポンスとしての活用だけでなくYouTube動画をうまく利用すれば、
企業案件での活用やアフィリエイトとしての活用方法などプロモーションの仕方は無限大です。

ぜひ自社商材とサービスにぴったりの動画広告の活用を検討してみてください。

簡単ではありますが、YouTube広告の設定手順についても触れておりますので、
企業のマーケティング担当者におきましてもぜひ参考にしてください。

最初の5秒間でいかにユーザーの興味を強くひきつけることができるかが重要です。
特にインストリーム広告を導入する場合には「最初の5秒で自分ごと化」してもらうことを
意識して導入してみると効果的な動画作成につながります。

 

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